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サッカーにおいてトラップは重要です。理由は簡単で、上手にトラップができれば、次のアクションを自分の都合に合わせられるからです。

パスが来て、シュートを狙いたいとする。トラップ後、1ステップ、最短でシュートを打つには、ある程度限定したエリアにトラップするしかありません。ピタッと思った通りに収まれば、イメージ通り1ステップでシュートに移行でき、ディフェンスに干渉されずにシュートが打てる。

しかし、トラップが予想より大きくなったらそうはいきません。位置が違ければ不必要なタッチをする必要が生じるし、位置が遠ければそこまで移動する必要がそれぞれ生じます。そのロスのおかげでディフェンダーに寄られ、正確にトラップできてれば感じなかったプレッシャー込のシュートを打たされるハメになるでしょう。

シュートのレベルが低い人以外は、フリーで打ったほうが良い結果に結びつくはずです。ちと長くなりましたが、以上が私が考えるトラップが重要な理由です。

自分のイメージ、やりたいことを具現化する準備として、トラップの質は必要不可欠に感じます。

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サッカーのトラップを一人で練習する方法

Football Footballer Player  - vgyk13 / Pixabay

前置きが長くなったので、本題に入ります。私は高校までサッカーを続けましたが、トラップはうまかったです。小学1年くらいからサッカーを始めたわけですが、気がついたらボールコントロールに長けたプレイヤーになっていました。

中学1年〜高校1年まで、サッカー留学ではありませんが、親の都合でサッカーの母国イングランドで生活して、現地の人たちと球を蹴ってましたが、体格で圧倒されつつもボール技術だけは負けなかった自負があります。

子供の頃、私がやっていたこと

ボールコントロールに関与したと思われる取り組み

・たまたま裸足教育が導入されていた

・毎日凹凸のある人の家の壁にボールを蹴っていた

・リフティング遊びをしていた

裸足で球蹴り

学校に到着すると冬場でも裸足。当時、謎の教育が導入されており、子供の私は疑問も持たずに学校で裸足になり、休み時間になると裸足で校庭に飛び出し、毎日のように学校の連中と球を蹴っていました。

トラップ技術を向上させるには、理屈ではなく「感覚」が大切です。こんな感じで触るとこうなる、みたいな。ボールにふれる瞬間に脚を引くとか、軸足を浮かせるとか、そういう形はまずどうでも良いです。

頭を真っ白というか、別に考えなくてもできる「感じ」を得るほうが重要なので。そういう感覚を得る上では、素足で毎日、球を触ってた経験は活きたような気がします。というか、靴履いてても良いので「毎日」やったほうがいいですね。

当然ですが、週2回だけサッカーと向き合うより、毎日球触ってサッカーしてるやつのほうが、上手くなるでしょう。毎日やってて週2に負けるなら、そもそも才能に差があるんで、週2が凄いやつか自分に才能が無いかの2択です。

2年くらい毎日やって、週2の大したことないやつにも劣るような力量なら、時間の無駄ですからさっさと辞めちまったほうがいいかもしれません。でもまぁ、ありえないと思いますよ。大概の物事は、真剣に続けたやつのほうが、勝ちますから。

学校から帰ると、夕方まで壁打ち

学校から帰ってきても私のサッカー熱は収まらず、上手くなろうとかそういうのではなく、楽しいので没頭していました。

家から5秒の所に、凹凸のある壁、ちょい傾斜がある感じの所がありました。ただの人の家の壁なんですが、小学生の私は関係なく、断りも入れずに毎日蹴っていました。

そこに球を蹴ると良い感じでふわっと浮いて、自分に返ってきます。それを良い感じに処理する遊びを、勝手に作ってやっていました。今、思い出しながら書いていますが、何がおもろかったのか思い出してきました。

足の芯に当たる感触と、そうでない時の感触に差があり、芯に当たって収まる感じが気持ちよかったのです。また凹凸があるので、毎回ちょっと違う場所に球が返ってきて、それをその都度、アドリブで処理する感じが楽しかったのです。

慣れてきたら蹴るスピードを上げたりもしていました。そうすると、返ってくる速度もどんどん上がるので、処理が厳しくなってきます。それをひたすらやっていました。

これをやったらトラップが上達する...とかそんなんじゃないです。ただ、おもろい遊び見つけたからやってただけです。トラップをどうこうしようとか、そもそもトラップなんて言葉すら、当時は知らなかったかもしれません。

サッカー自体は、小学校入学と同時に知るのですが、親の都合で、小学4年まではサッカー少年団に入ることを許されず、やりたいのに!と悶々とした気持ちを壁にぶつけていたのだと思います。

リフティング

小学校3年生くらいでしょうか。サッカー少年団に入っている奴らから、リフティングなる遊びを共有されます。ボールを浮かした状態で、連続して蹴り続けるあれです。試してみたら10回とできない。なんだこれは。しかし、凝り性の性格が功を奏して、小6の頃には700回近くできるようになっていました。これもひたすらの反復です。頑張ってる感はないです。なんか続くようになってきておもろいから、壁打ちの合間にやってた気がします。

ここまでのまとめ

何事も一緒だと思いますが、反復・継続が重要です。セットで重要なのは、おもろいかどうかです。歯を食いしばって耐えるようにしてやる努力は、この場合、あんま意味ないと思います。

理由はいくつかあります。まず、歯を食いしばる系は、反復・継続できない確率が高いからです。歯を食いしばるってことは辛いってことです。人間、楽しいことと辛いことを比較すりゃ、当たり前に楽しいほうが続けられます。

ワケの分からない根拠もない精神論で、苦しんで続けた先に、進歩がある的な発想もあると思いますが、純度100の苦しさしかない場合は、私の考えでは続けても進歩はないと思ってます。苦しいけど楽しい、最低このレベルじゃないと。

あと「トラップ」の性質上、「歯を食いしばる」は成功から逆行しています。世界の超一流の動きや表情をみればわかりますが、みなふわっとしています。何の力みもなく、来たボールを自分の都合に合わせて「置いてる」感じです。

あれを実現するには、軸が通った上で全身が、スッと抜けてる必要があります。その観点から言っても、努力、的なアプローチでは、実際に必要な体の感覚を、何一つ体現していないのです。そうではなく、足の芯に当たって気持ちいとか、そういう感覚を大切に何度も何度も繰り返す必要があるわけです。

これは、マラドーナの練習風景です。私が子供の頃に感じた、ボールと遊ぶ楽しさをオトナになっても体現していました。しかも数段細かく、全身を使って。

壁がねえよ

上の神様のように、ボールを使って遊んでるだけでも、トラップ技術は飛躍的によくなると断言できますが、短い期間でトラップに直結する方法は、「来たボールを止める」練習かもしれません。

それをするには、球を返してくれる「壁」が必要なわけですが、「ねえよ」な人もいるでしょう。その時はどうするか。

ねえなら作るか、無理やり壁として認識する何かを探すしかないでしょう。いずれにせよ「本気」なら工夫するはずです。

トラップを実戦で使えるレベルに発展させる方法

基本的なトラップスキルは、何度も反復すれば向上します。しかし、私の今の考えではそれだけでは、実戦的ではないと考えています。なぜなら試合では、相手がいるので、ただ収めるだけでは足りないからです。

相手の動きを補足して、転がしたり、足元に止めたり、バックスピンをあえてかけてみたり、自分の「次」のイメージに応じてトラップの質を変えるべきです。

また、実戦でのスピード感を想定して全く同じ速度で動くべきです。試合では走りながらのトラップもするはずなのに、練習でそれをやらない限り、基本的に上手くはならんでしょう。走りながら壁に蹴って、跳ねたボールを止める。これで走りながらのトラップ練習になります。

想像力とやり方の掛け合わせで、いくらでも実戦を想定した練習内容を作り出せるはずです。個人的な話ですが将来的には、練習を容易にする装置を作りたいと考えています。それがあれば、どんな環境の人でも一人で、トラップの練習ができるようなゲームというか、装置みたいなもの。

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