どうもこんにちは昨日に引き続き、カレーを食べたMENS GAMAZINEの管理人です。今回は、社会を明るくする運動作文の書き方について、私なりに回答をしていこうと思います。
社会を明るくする運動作文を書く前に
これはどの作文でも同じですが、実際に書き始める前に準備をしなければなりません。
文化祭や運動会でも、本番に向けて準備をするでしょう。テストがあれば、それに向かって準備をするはずです。
作文も一緒で実際に書く前にやるべきことがあります。
まず、この辺りについて自分なりに咀嚼して、理解を深めておかないとダメでしょう。社会についても、どのような捉え方をするのか、書く前に決めておく必要があります。
世界中のあらゆる社会なのか、日本社会なのか、己が関われる範囲内の社会なのか。また「明るい」ってなんなんだろう?と考えます。
なんとなく「幸せ」に近い感じがありますが、「人が何を幸せに感じるか」なんて一概に言語化できません。
例えば「喫煙」一つとっても、今はアメリカの煽りを受けてか、ほとんどの場所が禁煙化されています。
喫煙をしない人にとっては、受動喫煙なども避けられて、幸せな社会になったと言えるでしょうが、愛煙家にしたら、クソ面白くない社会になったと感じていることでしょう。
挨拶をすることで人と人の心が通い合う、気持ちの良い社会を的な発想で書いている人もいますが、皆が皆、大して知りもしない他人と心を通わせたいわけじゃありません。
だから私にとっては、社会を明るくとか言われたって、"私が思う範囲の明るさ"しか分からない。あと正直なところ、日本にいる分において、今の社会に大きな不満はありません。
可能性は色々あるし、迫害を受けているわけでもないですしね。理不尽な殺人事件とか、凶悪な犯罪さえ無くなれば、良いなと感じるくらいのものです。
犯罪がなくなれば社会は明るくなる
2002年の映画で「マイノリティー・リポート」という作品があります。トム・クルーズ主演の作品で、作中には、予知能力者で構成された「殺人予知システム」が登場します。映画内、2054年のワシントンD.C.の殺人発生率は、0%になっていました。
映画だしフィクションなわけだけれど...
殺人の発生を未然に防げる世界、が実現すれば、社会は今より"明るく"なると思う。
予知能力者は未来永劫、出現しないかもですが、脳をネットに繋げる技術が開発されれば、これに似たような効果は出せる気がしています。
国民の脳は国に管理されて、マイナンバーみたいな感じで脳もネット上で管理されます。
殺意を実行に移す時の脳の状態は、速やかに警察に伝達されその瞬間、その者はハッキングされて一時的に行動不可状態となる。
駆け付けた警察によりその者は逮捕され、犠牲者は生まれない仕組み。
「人を殺して死刑になれば自分の人生を終わらせられると思った」
最近起きた、4人切りつけ1人が死亡した事件の犯人の言葉です。このような事件を見るたびに私の心は暗くなります。なぜ、勝手に1人で人生を終わらせないんだろう。その自分勝手な理由でどうして関係ない他人を傷つけられるのだろうと感じてしまうのです。
どのような人格形成をするかは、幼少期の経験が大切であり、皆が皆、良質な親の元に生きられるわけじゃないようです。
だから、どうしても歪んだ人格の持ち主、犯罪をおかす人間も世の中に生まれてしまいます。しょうがない。しょうがないが犠牲の出ない世の中になって欲しい。
人間の脳を管理する方法の他には、防備を新たな発想で作っていくと良い。
他人を傷つける人間がいることが当然の世の中において、皆あまりにも無防備な感じがします。私を含めてほとんどの人間が、地肌をさらして普通の服を着て、外出している。
視覚的には見えないが、体に一枚のプロテクターのようなものを装備させる。刃物を跳ね返すようなバリアーだ。装備にはスイッチがついており、オンにした瞬間プロテクターから電流が流れて接触してきた相手を気絶させる機能付♪
このように、犯行に移したところで犠牲は出ない仕組みを作って欲しいと私は常々思っています。
ここまでを整理する。
私にとって社会が暗く見える原因は、ワケの分からない人間の、幼稚で狭量な発想を前提とした暴力...なので、2つの視点から無くしたいと思ったわけです。
・暴力を表現できない状況にする
・暴力を表現してもダメージが少ない
また私は、己の肉体をサイボーグ化できるのなら、そうしたいと思ってる。車に接触すれば大怪我を負う、身体能力の低い小男の凶器でも、場合によって殺されてしまう。
このような危うい肉体を抱えて生きていくくらいなら、圧倒的なパワーを搭載するサイボーグになった方が安全ですよね。
まとめ
社会を明るくする運動作文は、どこにいるかもしれない、漠然とした"みんな"を想って書く必要なんかないです。
まずは自分が何を思っているのか。自分にとって「社会」ってどっからどこまでの話なのか。自分が思う、明るいってなんだろうか。
書く前にそれらをしっかりと考えて、明確にすれば準備OK、あとは書くだけです。
追記。社会を明るくする運動作文 小学生の受賞作を読んでみた。
法務省のページに飛ぶ。
第62回“社会を明るくする運動”~犯罪や非行を防止し,立ち直りを支える地域のチカラ~作文コンテスト応募結果発表、というページでは、コンテストの受賞作品も一緒に掲載されていました。
早速、小学生の部で「最優秀賞」を受賞した作文を読んでみることにした。
社会を明るくする運動作文を読んで
本当に小5が書いたのか?と疑いを持ちたくなるほど、良く書かれてある作文でした。
想像力に長けており、小5にして多角的な視点を持ち合せている。
それだけに、平仮名の多さには少し違和感を覚えた。
これだけのポテンシャルを持った子供なのだから、漢字もしっかりと習得してそうなものだ。
実際に私の同級生の中で特別に賢く、作文を書かせれば、私たち普通のガキとは一線を画するようなものを書けてしまうそいつは、当然のように漢字もよく知っていて、平仮名の割合は少なかったように記憶している。
誰か、発想や言い回しなどを手助けした人物がいる。
しかし、そのまま書いたのでは、サポートが疑われてしまうことを懸念して、意図的に平仮名多めで提出したのではないか?
な〜んて思ったが、真相は誰にも分からない。
いずれにせよ、書かれてある内容には、強い共感を覚えた。
非行を犯した子が立ち直ろうとしている時の、周囲の立ち振舞について言及していたり、人は、体も心も考え方も、更には得意なことや苦手なことも、変わっていくんだ、という、生きていく上での核心みたいな事実に、小5の子供は確かに気づいている。
単純に素晴らしいと思ってしまった。
自身の小5の頃を振り返る。
受賞した小学生のように、色々なことを考えていただろうか。あり得ない。
サッカーボールを追いかけることと、どうやったら女子と仲良くなれるかくらいのことしか頭の中になかったろうと思う。
自身の視点が決めつけになっていないか、など自問自答した瞬間があったろうか。絶対にない。
小学生の頃の私は、自分の考えが世界の中心であり、それを疑うような視点など持ち合わせはなかったと思う。
これが本当に、本人のちからだけで導き出した回答であり、本人のちからのみで書かれた作文だとするならば、驚異的なガキに思える。
社会を明るくする運動作文をかんがえてみる
最後に私も、上の小学生に触発されて一生懸命考えてみようと思います。
この作文の「書き方」に関しては別記事で書く予定なので、この記事では、実際に自分も少しだけ書いてみたい。
上の応募タイトルには、”~犯罪や非行を防止し,立ち直りを支える地域のチカラ~”とも記載されているので、その部分も拾って作文を作ってみよう。
良いサッカー選手を生み出すには、育成の部分から強化していく必要がある。強豪国の指導法、トレーニング方法などを取り入れ、それを日本流にして浸透させていく必要がある。
だから、選手だけを育成するのでは不十分で、しっかりとした指導法などを選手を教育する立場の人間に対しても学ばせなければならない。
これと同じことだと思う。
犯罪や非行と言った、レッドカードやイエローを発生させないためには、基本的には人格形成が強固になる以前の、若い年代に対して、しっかりとした教育を施す必要がある。
と同時に、指導する側、親や教師、周囲の大人にも、子供の歪んだ人格形成に加担するような接し方を避けるような、教育は必要になると思われる。
ただ、サッカーの場合と違って難しいのは、サッカーの指導者は自ら望んで子供たちを指導しているが、子供に悪影響を為すような親や教育者の多くは、子供をまっとうに成長させようなどとは、考えてもない。モチベーションがない。
そのような連中に、何をどう施せば分かってもらえるのか。己の非を認め、前向きに子供と接するような人に生まれ変われるのかが、難しい。
例えば、子供にちゃんとご飯を作ってやらない母親。私に言わせたら大問題だ。コンビニ弁当?お金を与える。あり得ない。
食事は親と子供を結ぶ、大切なツールだ。母親がご飯を作ってくれて一緒に食事をする。それだけで子供は安心して、親からの愛情を感じ取れる。
愛情と言うものは、非行に対する特効薬だ。愛情を感じている子供と、感じていない子供、どちらが非行に走りやすいだろうか。また仮に非行に走ってしまったとして、どちらが、立ち直りやすいだろうか。答えは明白だと思う。
子供に愛情を与えられない親の多くは、自身も愛情を受けて育ってないケースが多いようだ。当然の帰結。当然のループ。この良くない負の連鎖をどこかで断ち切らなければ、非行や犯罪は減っていかないだろう。
いささか、半端な内容になってしまったが、私の作文はこの辺で終わりにしておこう。