どうもこんにちは、MENS GAMAZINEの管理人です。
さて今回は、人権作文で「戦争と平和」について書こうとしているそこのあなたに、その書き方について私なりにお伝えしていこうと思います。
人権作文で戦争をテーマにするということ
先ほど書いた記事、「戦争の書き方」でも書いた通り、戦争をテーマに作文を書くことは、私的には非常に難しいと思う。
私たち日本人は戦後長い間、平和の生活を享受しているので、戦争のない生き方を良しとしている。
だから必然的に作文の内容は、戦争をなくす方向に向かって結論付けられるものが多くなる。
ちょっと検索しただけですぐに出てくる、戦争をなくそうが趣旨の作文。
しかし、戦争をなくすなんてことは、簡単ではありません。
その理由は前回、既に書いたのであえて書きませんが、簡単ではないことを口にしなければならない分、難易度は高いと私は思う。
正直な話私は、戦争はとうぶん無くならないと思っているしね。
実際、学生の多くが書くであろう、平和的な主張では絶対に戦争はなくなりません。
その根拠は、「それどころじゃねえ」からだ。
血を流し、人の命が奪われている現実が目の前にある。
そのような人達を前にして、平和だなんだと、主張したところで何の効力もない。
先日、女性アイドルがファンの男に刺されるという悲惨が事件が起こりましたが、もし現場に、彼女の家族がいたら何をしただろう。
私には妹がいるが、仮に自分の目の前で刺されるようなことがあったら、我を忘れて犯人に対して攻撃を加えるだろう。
相手が武器を持っているとか、そういう状況は関係ない。
私は日本人で、戦争をよく知りませんが、おそらく、平和とかとっくに超越した憎しみみたいなものがあるから、戦争は起こり戦争は止まないのでしょう。
戦争をなくして平和の世の中を求めるのなら、それどころじゃねえ状況をどのようにして解消するのか or 戦争が起こったとしても、その効果を限りなく小さくするような発想が最低限必要になるだろうと考える。
人権作文(戦争)に関する知恵袋の回答
知恵袋の中では、同テーマの作文に対して、書き方が分からないと質問する人が後を絶たない。
その中の回答の一つで、
このような前置きを書きつつ、戦争作文の例文を提示している中学生の回答者がいました。
みんな同じ内容しか書かないと文句を言うくらいだから、他とは異なるような例文を提示してくれるのかとおもいきや、内容はほとんど一緒でした。
こんな感じプラス、どのように文字数を増やすのかのテクを少し書いているだけでした。
みんな同じ内容しか書かないのなら、自分は違う内容を書けばいい。
無言の圧力? 周りの様子を伺い、教師の顔色を伺うことしかしていないから、勝手に圧力と捉えているだけだろう。
いいですか。「平和を訴える」なんて抽象的で中身のない意見を戦争作文の中に込めるのは、ただちにやめましょう。
そんなものは、何の役にも立ちませんし、あなたの思考停止状態の病を更に進行させるだけと私は思っています。
ではなぜ、平和を訴えることが無意味なのか、を説明する。
高級感あふれるスーツを着ている。
腕には高そうな腕時計。革靴もピカピカだ。
どこからどう見ても金持ちそうな男がフェラーリから降りてきました。
そして、公園の方へ歩いていく。
公園の端っこにはダンボールで暮らしている人達がたくさんいます。
そこに場違いの男が入っていき、
「世の中、お金じゃありません!お金が無くても幸せになれるんです!」
と訴えたらどうだろう。
ダンボール暮らしの人達は協力して、なんとかその日、食うものを集めて腹を満たして、生き繋いでいる。
なぜダンボール生活になってしまったのかはそれぞれ事情があるだろうし、もう這い上がることを諦めてしまったのかもしれません。
私には気持ちは分からない。
ただ一点だけは絶対に理解できる。
金持ちど真ん中の男が現れて、金じゃないです!
と言われたところで絶対に絶対に、天地がひっくり返ろうとも、響かない。
そんなこと言うなら、てめえの腕時計一個よこせ、それだけで俺らは当分の間、幸せに生きていけるよ。
ってなものだろう。
つまり、血も流したことのない日本人が、平和ど真ん中のところから「平和」なんて言葉を訴えたところで、戦争おっぱじめてる人達の心に響くわけがないって話です。
だから、もう少し考えないといけない。
どうしたら響くのか。
また平和などの言葉が無意味だとしたら、と別の発想を持つ必要がある。
人権作文(戦争)私だったらこう書く
私だったら、世界中が戦争をなくして平和にするような、大それた意見はまず、書かない。
より身近なことをテーマにしたいので日本人が再び戦争に関与しないためには、という視点で書くと思う。
私は、国民1人1人がしっかり情報を集めて、自分で考えることを諦めずやめなければ、簡単に戦争を始めるような状況にはならないと思っています。
上から言われたことを鵜呑みにし、自分で何も考えず、周囲に流されるような人が多くなればなるほど、その国は危うくなるだろうし、戦争が始まってもおかしくない状況になろうと思う。
この点について、過去の歴史などを振り返りながら、書いていこうかなと思う。
来たる第24回参院選の争点のひとつが、憲法改正と言われている。
私は自分の生活と向き合うことに頭がいっぱいで、正直な話、ほとんどの問題が右から左に抜けていた現状があります。
このような無知や無関心の空気感は、太平洋戦争の一歩前にも漂っていたそうです。
だから私を含めて、現状、よく知らねえや興味ねえと思っている人こそ、しっかりと日本の政治に目を向けて、関心を持って自分で調べる必要がある。
最後に
もっと世界的に平和になるのだとしたら、もっとハイテクなものを生み出すしかないだろう。
ジャイアンから綺麗なジャイアンに生まれ変わるが如く、人間の中にある悪の感情を一時的に機能させなくするような、ものを大量に散布する。
過激な組織を中心にそれを散布して、宗教だとか、わけわからない、結果自爆テロな考えを根こそぎなくす。
いわば洗脳ですね。
それかアイアンマン的な最強のロボットを作って、そいつを動かして、悪の根を詰んでいく。
それかもう地球の外に引っ越しさせる。
そんなに敵対して、嫌って攻撃しあうようなら、お前ら別々の惑星で暮らせって話。
とまあ、こんなSF的なことを言うしかないほど、戦争をなくすなんて難しいと思います。